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2009.9.9

◆文具は文化を綴る道具

文具への想い

昨日、お客様から、ある書籍のコピーを頂きました。
「ロケットも、文房具から生まれた。」
「人は、書くことと、消すことで、書いている。」
コピーライターの岩崎 俊一さんが書いた、
トンボ鉛筆の企業広告です。
(http://www.tombow.com/corporate/press/060501.html)
すごく素敵な文章が広がっています。
ぜひ一度ご覧ください。
2008年、所属する組合の研修旅行でトンボ鉛筆の
小川社長と初めてお会いしました。
すごく穏やかな方なのですが、講演の端々に見え隠れする
熱さが、仕事にかける情熱、会社や社員に対する思いを
ひしひしと感じさせてくれました。
私自身は少し前から、トンボ鉛筆さんの国内マーケットに
対するデザインへ意識がどんどん上がって行く様子が
とても気になっていました。
もともと、ZOOMシリーズの展開などで海外では名だたる
デザインアワードを受賞されていますので、当然と言えば
当然なのですが、会社のウェブページが高いデザイン性と
企業コンセプトを全面に押し出すようになったのは、文具
の業界に於いては決して古い話ではないと思います。
私がこの世界に足を踏み入れた2003年、各社(メーカー
も問屋も小売りも)まだまだウエブページの重要性や、
これからの方向性などに真剣に取り組まれておられ
なかったような気がします。
もちろん、インフラもまだまだ整っていなかったですし。
メーカーさんにおかれては、ここ3年くらいでウェブの
第3~第4世代くらいに入られたと思います。
残念ながら、問屋、小売はまだまだ第1~第2世代だと
思いますが。。。(私見です。すいません。。。)
トンボ鉛筆さんの話に戻します。
ちょうど1年と少し前に、トンボ鉛筆さんのウェブページ
を拝見して、
「わっ。おっしゃれー。」と思ったのを思い出しました。
お洒落という感覚にも西洋や東洋や現代風だとか、古風
だとかいろいろとあると思うのですが、トンボ鉛筆さんの
お洒落は古き良き日本を彷彿とさせるお洒落でした。
今日は上記の岩崎さんのコピーがトップのフラッシュに
入っていますが、ちょうど昨年の講演を受けた頃は、
「トンボのこころ」というのがトップを飾っていたように
覚えています。そして、その「トンボのこころ」にとても
感動したのです。
http://www.tombow.com/index.html
(※中ほどのナビ。「>アドギャラリー」からご覧ください。)
私自身にとっても、文具はとても身近で、とてもさりげなくて、
繊細で、その大切さに気づかないときもあったり、ものすごく
愛おしいときもあったりします。
でも、昔から思うのは、文具がなかったら生まれてこなかった
モノやコトがたくさんあると。
鉛筆と消しゴムから生まれたモノやコトがたくさんあると。
いくらパソコンが普及しても、ITがオフィスを席巻しても、
「文具が文化を綴る道具」であることは普遍の事実であると
私は思います。
文化を綴る、人生を綴る。
そんな文具に「ありがとう」。
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