BLOG

2009.10.10

◆フラットに客観的に観る

日々の想い

先日、マガジンハウスさんから出版された、
「ステーショナリー ハック!」
<仕事術のプロ>小山龍介氏と<文具のプロ>土橋正氏によ
る文具・事務用品と仕事の関係をものすごくフラットに
それでいてマニアックに語る本に目を通しました。
(しかし、最近あんまりステーショナリーって言わなく
なりましたね。。。昔ほど。)
感想。
「すごいね。やっぱり。」
何がすごいっかって、偏りがないことがすごいです。業
界の人間は、やっぱり考え方が偏ります。これは良くて、
これはダメとか、これは正解で、これは不正解なんて。
また、これは好きだけど、これは嫌いなんてものよくあ
る話です。
文具・事務用品ってやつは、星★の数ほどあるのです。
そう、このあいだのオフィスフェア2009「ぶんぐ博」
においても105社のメーカー・問屋さんにご出展頂いたに
も関わらず、まだまだごく一部。
デザイン系のメーカーさん、マンションメーカー(イン
ディーズ)さん。ファブリック系、海外ブランド、隠れ
た老舗などなど、本当に数多の会社が「ぶんぐ・事務用
品・仕事場」というカテゴリーに関係しているのです。
ISOTなんかで3年前に見たメーカーさんが、露出が
上がってくるなんてこともよくある話ですね。
弊社は店頭部と外商部と細々ながらバランスがそこそこ
とれたMDを用意することができます。オフィス用品か
ら、IT機器、日用雑品、パーソナルの趣味の文具や雑
貨まで。まさによろずや状態です。
以前、お客様と話をしているときに、こんな話が。。。
お客様「御社は何ができるのですか?何が得意ですか?」
私「オフィス、仕事場、文具・事務用品に携わることで
あれば何でも。」
お客様「何でも?んー。そうですか。なるほど。でも何
でもというのは、諸刃の剣ですね。裏返せば特色がない。」
私「そうですね。だと思います。」
確かにそうだなと感じるときはあります。免許や特別な
資格の必要なこと以外はたいていのことをサーブするこ
とができるのです。
また、「特色、強み」を出す為に、捨てなければならな
い、犠牲にしなければならないモノや事象があるのでは
ないかという観念に強く悩まされることもあります。
ただ、今、弊社にとって大事なことはお客様の仕事場、
お客様の経営活動、営業活動をサポートすることに全力
を尽くすこと。そのためであれば、よろずやのイメージ
を持ち続けてもいいのではないかと思います。
「ステーショナリー ハック!」をみて、恐らく多くの
同業者は、「半分以上ここに掲載されている商品を知ら
ない!」というと思います。「ウチでは扱えない。」と
いう認識を持つ人もいると思います。しかし、お客様は
そうではないのです。この本に掲載されているモノはす
べて、文具・事務用品なのです。
メーカーの如何、流通の如何に関係なく、広く文具・事
務用品(=お客様の求められているモノ)と捉えて、受
けとめていくことが必要でしょう。
先にも書かせて頂いたように、弊社は店頭部と外商部の
バランスが悪くはありません。偏りも少なく、全員がコ
ミュニケーションを取れる規模です。
それが、弊社の強みであると私は思います。
そして、それを活かした経営・営業活動を進めていきた
いと思います。
P1030099.jpg
写真はプラスがかつて販売していた、ファクトリーとヴ
ォイスメモ。私と代表の机の中から出てきました。チー
ムデミも実家のどこかにあったと思います。ヴォイスメ
モはよくわからないのですが、ファクトリー、チームデ
ミは当時一世風靡した商品のようですね。私はまだガキ
でしたので、マーケットのことはもちろん記憶にはあり
ません。
しかし、この発想の柔らかさのひとつひとつが、今のプ
ラスを作り上げたのだろうと思います。
既成概念を取っ払って、本当に大事なモノ・コトを考え
それに向けて枝葉を育てて、ひとつの木を作る。
ビジネスにおいて、とても重要なことだと思います。
弊社にとって大事なもの。。。
厳しい時代だからこそ、今一度原点を振り返りたいと思
います。
精進!
sign.gif


Inquiry

サービスに関するお問い合わせはお電話、メールにて承っております。
個人情報は、お問い合わせの回答以外には一切利用いたしません。

お問い合わせフォームお問い合わせフォーム

お電話でのお問い合わせ

お電話でのお問い合わせ 06-6341-3950

株式会社デルタジムサービス
〒530-0001 大阪市北区梅田1丁目1-3-200(大阪駅前第3ビル2F)
TEL:06-6341-3950FAX:06-6341-0890E-Mail:info@delta-net.jp

(C)2016 delta  CO.LTD.