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2009.12.9

◆やらないことをきめる

デルタへの想い

何だかんだと自分に言い訳をつけながら、ブログの更新を
さぼり続けていると、あっと言う間に師走に入っておりま
した。
さて、この数カ月、本当にバタバタとしております。それ
もこれも、「たくさんのことをあれもこれもやりたい。」
もしくは「自分がやらなければ誰がやる!?」みたいな感
覚に駆られ、突き動かされているような感じです。
そんなバタバタの中ではありますが、先週、私のお客様が
主宰をされている「経営者(ビジネスパーソン)の交流会」
で開催されたセミナーにて、「ランチェスター経営」なる
ものの基礎を勉強してきました。
講師の方にもお伝えしたのですが、話の内容は勿論ですが、
セミナーの在り方、講師の在り方、「時間とコンテンツを
オーガナイズすること」の重要さに、一番感銘を受けた気
がします。行き当たりばったりな自分の人生を改めて恥ず
かしくなりました。
さておき、ランチェスター経営について。
言葉自体は耳にしたこともあり、書籍にも軽く目を通した
ことはあったもものの、兵法、経営戦略の一種程度の認識
でしかありませんでしたが、今回のセミナーにおいては、
すごく身近なものに感じることができたと思います。
元来私はあまり理論を得意とするタイプではありません。
しかしながら、理論が自分の経験値、実践とオーバーラッ
プすることによって、ただ単なるデスクスタディではなく、
戦略戦術となり、経営に活力を与えてくれるものとなるの
ですね。
例えば今、当社の外商営業部が現在実行している、
「足下を掘れ そこに泉あり。」
これは、今年の春から企画し、実践をしている行動のひとつ。
原点回帰で、自分たちの本当にやらなければならないことを
もう一度見直そう。
ということです。
もともと当社は店頭店(お店での販売が多い)として商売を
続けてきたのです。外商営業部は名ばかりで、納品御用聞き
というスタイルでいわゆる事務機器販売会社さんや、なんち
ゃら商会さんたちのようにガンガン営業で攻勢をかけるタイ
プの営業スタイルではありません。
そして今から10数年前、ITバブルから2000年問題、アスク
ルに始まる文具事務用品の流通革命。それらの原因が重なり
合って、当社の外商営業部はどんどん売上、利益、お客様を
失い、駅前の一等地にいながら、優良顧客を追いかけて本町
や淀屋橋、新大阪や京橋などの地域へ営業をかけて行くよう
になっていったのです。
昨年の秋にはじまった金融恐慌、世界恐慌。市況がますます
悪化していく中で、本当にこんなことを続けていていいのだ
ろうか?目減りする売上。義理人情の通じないビジネススタ
イル。このままでは、いつか倒れてしまう。
そんな思いの中、皆が真剣に考え、やっぱり自分たちの今居
る場所を、足元をきちんとみようよ。というスタイルに転換
を始めています。
ただし、その転換の為に、捨てなければならないもの、あき
らめなければならないものもたくさんあるのも現実です。
お客様にご迷惑をおかけすることもあるのも事実です。
しかし、企業にとって大事なことは事業を継続させること。
企業経営を存続させることです。
今回のランチェスターのセミナーにおいては、企業存続の
為に、改めて学ぶことが3つあったと思います。
1.弱者と強者との意識を常に考える
2.差別化(No.1とOnly One)
3.やらないことをきめる
本当にあたり前のことではありますが、わかっていてもでき
ないのが現実。
きちんと実践して、単なる理論で終わらせないように心がけ
ておきたいものです。
今週末のマネージャーミーティングで投げかけようと思って
います。
「やらないことをきめてください。」と。
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