昨日は外で打合せがあり、久しぶりに難波へ出ました。元来北摂の人間なので、ミナミへは出ることは少ないのですが、仕事となれば話は別です。もっとも、前職の事務所が心斎橋でしたので、イベントごとの際には宗右衛門町や千日前、道頓堀も歩きました。
ミナミに出るといつも思うのは、やはりキタより活気があるなぁという感想です。それでも5、6年前と比べると人通りは減った感は否めませんね。
さて、本題の『アンテナ』のお話です。
昨日の商談は店舗に関する商談だったので、忙しい中ではありますが、お店のマネージャーにも同行してもらいました。帰りに『おもしろい店があるから！』ということで寄り道をしました。道具屋筋を抜け、飲食店や雑貨、金物屋のある路地裏に何とも素敵なお店がありました。
『こんなところに。。。』
と言うのが正直な感想ですが、店内はホント良い感じに仕上がっています。素晴らしい。
常々、おもしろいお店やモノを見つけたり紹介されたりすると、こんなお店（やモノ）を見つける（知る）には常にアンテナを高く、広く張っていなければ難しいと思います。だけど、マネージャー曰く、『ここにある商品でも知らないものがたくさんあるんですよね。それを知った時、自分のアンテナの感度をもっとしっかりさせないと！と思います。』って言うのです。
いやいや、骨身にしみるおお言葉です。ビジネスを、商売を営む上で、『アンテナ』を貼り続けていることは本当に大事なことだと思います。勿論、『アンテナ』で受信したデータを的確に処理をしたり、変換したりするチューナー的な要素も大事ではありますが、まずは受信する姿勢をきちんと身につけておく必要があります。
店頭のスタッフだけでなく、外商営業部、そしてもちろん経営陣もですが、常に感受性高く、幅広く、多くの情報を集める姿勢、これを追求していくことが、経営理念にもある『良い、ヒト、モノ、情報が集まる三角州』にも繋がるのです。単なる知識だけではなく、そこから生まれる何かを意識して、常に『アンテナ』を張っていたいものです。
実は、この『アンテナ』に関しては、私自身、最近忘れていた部分でもありました。言い訳をするようですが、バタバタと忙しくすると『アンテナ』はしぼんでしまいます。改めて、きちんと『アンテナ』を高く、広く張ろうと心に刻み直した午後でした。