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2010.7.12

◆時代の流れ

デルタへの想い

ほぼ月日記となっております。はい。
さて、先週は弊社も加盟する大阪文具事務用品協同組合のメンバーと一緒に、ISOT(国際文具・紙製品店)の視察及び大手文具メーカーのお偉方との情報交換ツアーの為、東京へ出向いておりました。
弊社は大阪の企業で、ほぼ大阪での商談でことが足りてしまいます。また、お店も大阪の地域密着店ですので、ビジネス面では東京という場所は直接的にはあまり関係がございません。しかしながら、仕入先メーカー、トレンド、経済市況などなど、東京は決して見てみないふりをすることのできない場所でございます。今回も展示会はもとより、店舗の見学、メーカーのお偉方とのお話などなど、本当に有意義なものとなりました。またひとつ、自分たちの進むべき道標を頂いたような気がしました。
前回の日記にも書きましたし、連日、新聞や雑誌、各種メディアでも必要以上に取り上げられている「中国」及び「アジア」というキーワード。今回の東京出張においても至る場面で考えさせられることがございました。まず、中国の方々がものすごくたくさん日本にお見えになられておられます。ビジネスホテルで朝食を取っていると、周りは完全に中国の方々です。また、フロントの横には宿泊客の購入分であろう多くの家電の山。電車、飲食店、物販店、あらゆる場所で彼らの存在を感じました。時代の流れですね。
そして、ISOT(展示会)において、もともと昔から中国の方々の存在は大きなものがありましたが、今回さらに感じたのは、出展社も来場者も中国の方々の雰囲気が大分と変わってきたのではないかということ。彼らの顔つきがビジネスに対して真剣なような気がしました。勿論、全員が全員ではないかもしれません。しかし、少なくとも数年前と比べると意識の変化はすごく感じ取ることができるレベルにあると思いました。これまた時代の流れです。
また、メーカーのお偉方との会話の中にも、こちらから投げかけなくとも中国という言葉は出てきます。勿論、ベトナムやインドネシアなどなど、アジア諸外国も同様です。私が想像するよりも、もっともっとすごいスピードで「オールアジア」的な発想が先端のビジネスシーンでは進んでいっているのでしょうね。新聞やニュースで耳にするのではなく、現場の第一線で会社を背負って世界と勝負されている方々のお言葉をお聞きすると、ますますもってその感覚を覚えます。
では、我々零細小売業はどうでしょう。身近な現実、別シーンにおける現実、未来のシーンたくさんの事象を総合的に、多方面から多角度的に捉え、自分たちの進むべき道を決定して行く。なかなか難しいことではあると思いますが、ここから数年、間違いなく必要なことと思います。旧態依然では打破できない現実が目の前にあるのですから。
そんな中、一昨日、本を買い読みました。思ったのです、「いろいろな情報をインプットして、たくさんの事象を目で見て、耳で聞き、こんなにもたくさんのことを考えないといけない状況下でどうしようか。」そして、ふと思い出しました。以前、懇意にして頂いている税理士先生とお話をしていたときに話題にあがった「弁証法」。分析思考や論理思考ではなく、哲学的思索にてものごとを考える「弁証法」はどうだろうかと。そして、今回はすごくわかりやすく「弁証法」を捉え説明してある田坂広志さんの「使える弁証法」を読んでみました。200ページも無い本ですが、本当に分かりやすい。そして頭の中がクリアになる気がしました。折角得た情報をきちんとアウトプットできるかどうか。これは本当に大事なことです。今回は良いタイミングで「弁証法」に辿りついたと思います。今週末の全社会議で少しお話をしようと思います。
弊社は7月1日から新規、第58期が始まっています。当期も出だしはかなり厳しい市況であることがうかがえます。しかし、立ち止まるわけにはいきません。しっかりと足元を確かめながら、最大限に情報を活かし、時代の流れをよみながら、進んでいきたいと思います。
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