ブログの更新が滞るときは大抵、いろんなことを考えていることが多いものです。今年に入って50数日が経過致しましたが、2度目の更新という相変わらずな「みのたけブログ」でございます。
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さて、昨年末頃から考えていることのひとつに、「あっちのあっち」「そのむこうがわ」ということがあります。「自分たちの仕事のその先にあるもの」を考えるということです。経営塾でもよく教わることなのですが、自分たちの仕事のコアの部分をどこに置くかということでしょうか。ただ文具や事務用品を販売する。お客様のお手元に届くお手伝いをする以上に、その向こう側に何があるのかということを意識して仕事を考えるということが、今のご時世とても大切だということです。（勿論、昔からだと思いますが。。。）
同じ業種、同じ業態、そして同じ期間に渡ってビジネス、経営活動をしていても「そのむこうがわ」を常に意識して毎日の行動をされている企業と、何となく活動してる企業ではその営みから得られる結果がかなり違うのではないかと思います。
店頭では文具や事務用品をご購入頂いたお客様が、それらを使ってどのような活動をされ、どのような文化を形成されるのか。法人営業においては、われわれのご提案することが、どのようにお客様の事業活動に貢献し、その先の社会、文化貢献を果たすのか。そういったことをイメージすると、単価の安い高いではなく、我々のビジネスの全てが、すごく付加価値の高いお仕事であるという認識に立てると思います。
自分たちの事業活動、自分たちの毎日の仕事において、お客様とお客様のそのむこうがわに何があるのか。自分たちがどこへ向うのかを今一度、再確認する必要があると改めて思います。
そんな思いを抱いている中、先日、あるお客様から「バーテンダー」というコミックをお借りしました。現在、金曜日の深夜にテレビ朝日系にてドラマが放映されているそうですね。お話はどれもすごく胸を打つお話ばかりです。バーテンダーのお仕事には「お客様においしいお酒と時間・空間をサーブする」といったバーの表向きなお仕事と、目に見えない向こう側にある（実際には空気感や会話の中から得られる）「気付きをサーブする」という付加的なお仕事があり、それを兼ね揃えて初めて「プロフェッショナル」であるという「サービス業の本質」を教えて頂けるようなお話です。

「そのむこうがわ」をご提供できるように日々精進です。